「一流ファシリテーターの 空気を変えるすごいひと言」を購入したのでネタバレしないレベルの感想

movee代表の小野寺です。

弊社はソフトウェア開発の要件定義や設計などを中心に支援している会社です。

ただ、よく思うのは要件定義や設計ができたとしても「そもそも要件が洗い出せているのだろうか?」という疑問です。ユーザーの現状の不便なところや改善箇所をちゃんと吸いあげられていないと要件定義した時点でもう誤った方向に進んでいるんじゃないかと思います。

そのため、これからは要件洗い出しの打ち合わせや意見だしのミーティングにも積極的に参加させてもらうべきだなぁと考えています。

ユースケース図やシーケンス図を書く力は正しい要件を吸いあげられてこそ生きるはずなので。

とはいえ、ただ横に座ってメモを取るだけだと「なんだこいつは?」となりかねないのでせっかくならお客様の意見を出しやすい雰囲気を醸成するファシリテーション力を身につけてファシリテーターとして参加すればお客様も喜ばれるのではないか、と思いました。ファシリテートして意見をお出しできる役割になれば良いんじゃないかと。

ということで早速amazonで関連しそうな書籍を購入。

一流ファシリテーターの 空気を変えるすごいひと言――打ち合わせ、会議、面談、勉強会、雑談でも使える43のフレーズ Kindle版

 

NTTでファシリテーターとしてあらゆる会議に出ていた人らしく、「ファシリテーターとは」、とか「ファシリテーション力とは」みたいな硬いお話よりもどちらかといえば

どのような言動や態度をすれば参加者の意見を引き出せるかというファシリテーターとしての振る舞い方に重点を置いた内容になっていました。1人で話しすぎる人の対処法やネガティブな発言をする場合の切り替え仕方など、とても参考になる内容だったので買って損はない書籍だと思います。

ぜひファシリテーターとして意見だしや会議に参加してほしい企業様がいればご連絡ください。